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天然ミツロウで蜜蝋ラップを手作り|作り方・使い方・洗い方と注意点

手作りみつろうラップの材料一覧 情報
手軽にできちゃう手作りみつろうラップ

食品を包むときに便利なラップ。でも、使い終わったらそのまま捨ててしまうのが少し気になることもありますよね。

そんなときに試してみたいのが、繰り返し使える蜜蝋ラップ(みつろうラップ)!

蜜蝋ラップは、コットンの布にミツロウを染み込ませて作る食品用ラップ。手のぬくもりでやわらかくなり、器にかぶせたり、野菜やパンなどを包んだりして使うことができます。

今回は、Instagramで軽く紹介した天然ミツロウとコットンを使った蜜蝋ラップの作り方を中心に、布やミツロウの選び方、使い方、洗い方、注意点まで詳しくご紹介します。

「ちょっとやってみようかな」くらいの気持ちで、気軽に楽しんでみてください。

蜜蝋ラップとは?

蜜蝋ラップとは、コットンなどの布にミツロウ(蜜蝋)を染み込ませて作る、繰り返し使える食品用ラップです。

ミツロウは、ミツバチが巣を作るために分泌する天然のロウ。布に染み込ませることで、適度な粘着性と形を保つ性質が生まれます。

手のひらの温度で少しずつやわらかくなるので、野菜やパンを包んだり、器の形に合わせて折ったりすることができます。

使い終わったら洗って乾かし、また使えるのも蜜蝋ラップの魅力です。

プラスチックラップの代わりとして、キッチンの脱プラ(プラスチックフリー)生活を手軽に始められるアイテムとして注目を集めています。

蜜蝋ラップはなぜ「エコ」なの?

一般的な食品用ラップは、基本的に一度使ったら廃棄します。

一方、蜜蝋ラップは洗って繰り返し使うことができるため、使い捨てラップを使う回数を減らす選択肢になります。

もちろん、蜜蝋ラップを使えば必ず環境負荷がなくなる、というわけではありません。

布やミツロウの生産、加工などにもエネルギーや資源が使われます。

だからこそ、「完璧なエコアイテム」と考えるよりも、今まで使い捨てていたものを、少しだけ繰り返し使えるものに変えてみる。

そんな小さな選択のひとつとして楽しむのがおすすめです。

蜜蝋ラップ作りに必要な材料

基本の材料

手作りみつろうラップの材料一覧
  • 100%コットンの布(オーガニックコットンならなおエコですのぅ)
  • 天然ミツロウ
  • クッキングシート
  • 刷毛(必要に応じて)

基本的には、上3つがあれば作ることができます。ただしこれ全部lala.meでは扱いがないので悪しからず_| ̄|○

初めて作る場合は、材料をできるだけシンプルにすると扱いやすいでしょう。

柔らかさや粘着性を加える材料

蜜蝋ラップには、ミツロウ以外に植物オイルや天然樹脂などを加えるレシピもあります。

お好みでホホバオイルなどを入れてみるのもあり寄りのアリです。

ですがまずは100%コットン+ミツロウというシンプルな材料から試してみるとそこからアイディアが広がります。

蜜蝋ラップ作りに必要な道具

  • アイロン
  • アイロン台
  • クッキングシート(新聞紙等が合わせてあれば台全体を覆えます)
  • ハサミ
  • ミツロウを削る場合は、おろし器など

アイロンを使ってミツロウを溶かし、布全体に染み込ませていきます。

蜜蝋ラップの布は何を選べばいい?

おすすめは100%コットン

蜜蝋ラップに使う布は、基本的に100%コットンがおすすめです。

薄手から中程度の厚さで、ミツロウが染み込みやすい布を選びましょう。

新しい布を使う場合は、食品を包むものなので、素材や加工について確認してから使用すると安心です。

厚すぎる布は避ける

厚手の布はミツロウが染み込みにくく、均一に仕上げるのが難しくなります。

最初は薄手のコットン生地のほうが扱いやすいでしょう。

柄のある布でも大丈夫?

柄のある布でも作ることはできます。

食品を直接包む用途で使用する場合は、染料や加工について確認できる布を選ぶと安心です。

お気に入りの北欧風やボタニカル柄、無地のものなど、好みの布で作ると毎日のキッチン時間がぐっと楽しくなります。

ミツロウはどんなものを選ぶ?

初めてならペレットタイプがおすすめ

ミツロウには、板状のものや粒状のペレットタイプなどがあります。

蜜蝋ラップ作りでは、細かく均一に配置しやすいペレットタイプが扱いやすいでしょう。

食品に触れるものなので、用途や品質表示を確認し、食品用途に適したものを選ぶことをおすすめします。

未精製(イエロー): 蜜蝋本来の黄色い色味と、ほのかに甘い蜂蜜のような香りが特徴です。ナチュラルな雰囲気が楽しめますが、白い布に使うと少し色がつく場合があります。

精製(ホワイト): 脱色・精製されているため、色や香りがほとんどありません。布の色をそのまま綺麗に活かしたい場合におすすめです。

天然ミツロウラップの作り方

STEP1|布を好きな大きさにカットする

まず、コットンの布を好きなサイズにカットします。

最初は20cm前後の正方形くらいから始めると扱いやすいでしょう。

ハサミで四角く切るだけでも大丈夫です。

STEP2|クッキングシートの上に布を置く

アイロン台の上に(あれば新聞紙等と)クッキングシートを敷き、その上にカットした布を置きます。

さらに布の上にもクッキングシートを重ねます。

ミツロウがアイロン台やアイロンに直接付着しないよう、クッキングシートで布を上下から挟むのがポイントです。

STEP3|ミツロウを布の上に広げる

ミツロウを細かく削るか、ペレットタイプを使用して、布の上にまんべんなく広げます。

最初から大量に乗せるのではなく、少量ずつ様子を見ながら調整しましょう。

STEP4|アイロンでミツロウを溶かす

アイロンで蜜蝋を溶かすイラスト

クッキングシートの上から、低めの温度に設定したアイロンを当てます。

ミツロウが溶けると、布に少しずつ染み込んでいきます。

一か所にアイロンを当て続けるのではなく、全体にアイロンを動かしながら、ミツロウを均一に広げていきます。

STEP5|冷まして完成

布全体にミツロウが染み込んだら、クッキングシートを外して冷まします。

冷めるとミツロウが固まり、蜜蝋ラップの完成です。

もしミツロウが少ない部分があれば、少量追加してもう一度アイロンをかけて調整できます。

アイロンを使うときの注意点

クッキングシートを必ず使う

溶けたミツロウがアイロンやアイロン台に付着すると、後片付けが大変です。

必ずクッキングシートなどで布を挟んで作業しましょう。

また、あれば新聞紙等でアイロン台全面を覆ってからだとなお安心です。

高温にしすぎない

ミツロウは熱で溶けるため、高温にする必要はありません。

アイロンは低めの温度から始め、ミツロウが溶ける状態を確認しながら調整してください。

使用するアイロンやミツロウの種類によって適した温度は異なるため、製品の表示がある場合はそちらを優先しましょう。

換気しながら作業する

アイロンを使ってミツロウを溶かすため、窓を開けるなど、換気しながら作業すると安心です。

子どもだけで作業しない

アイロンや溶けたミツロウを扱うため、火傷には十分注意してください。

子どもと一緒に作る場合も、大人が必ず見守りながら作業しましょう。

蜜蝋ラップの使い方

こんなものに使えます

  • 野菜
  • 果物
  • パン
  • チーズ
  • お菓子
  • サンドイッチ
  • 冷ました作り置き食品
  • 器やボウルのカバー

手のひらで温めると柔らかくなるので、包みたいものの形に合わせて折り、手で軽く押さえます。

みつろうラップでパンを包んでいるイラスト

基本は3ステップ

  1. 蜜蝋ラップを手のひらで少し温める
  2. 食品や器を包む
  3. 手で軽く押さえて形を整える

冷めるとミツロウが固まり、形がキープされます。

蜜蝋ラップの洗い方

みつろうラップの洗い方

熱いお湯は使わない

ミツロウは熱で柔らかくなるため、洗うときは冷水またはぬるすぎない程度の水を使います。

基本的には、冷たい水と少量の中性洗剤などでやさしく洗いましょう。

やさしく洗って自然乾燥

強くこすったり、ゴシゴシ洗ったりすると、ミツロウが落ちたり布を傷めたりすることがあります。

やさしく洗ったら、水気を切って自然乾燥させます。

完全に乾いてから、折りたたんで保管しましょう。

蜜蝋ラップはどのくらい使える?

使い方や頻度にもよりますが、約半年〜1年程度が寿命の目安です。 使用していくうちに、ひび割れや粘着力の低下が気になってきたら、「作り方」の要領で再びアイロンをかける(またはミツロウを少量足してアイロンで再コーティングする)ことで、新品のように蘇らせて長く愛用することができます

使っているうちにミツロウが少なくなったり、布が傷んだりしてきたら交換のタイミングです。

蜜蝋ラップで包まないほうがいい食品

生肉・生魚などは直接包まない

蜜蝋ラップは、生肉や生魚などを直接包む用途には向いていません。

食品からの汚染や衛生面を考え、特に生鮮食品を扱う際は注意が必要です。

生肉や生魚を保存するときは、食品用ラップや保存容器など、用途に適したものを使用しましょう。

また、衛生面から生卵なども直接包む用途は避けるほうが安心です。

電子レンジや熱いものには使える?

電子レンジでは使用しない

蜜蝋ラップは電子レンジでは使用しないでください。

熱によってミツロウが溶ける可能性があります。

熱い料理には使わない

熱い料理や、温度の高い食品を直接包むのも避けましょう。

食品を十分に冷ましてから使用するのが基本です。

洗濯機や食洗機に入れない

高温のお湯や乾燥工程によってミツロウが溶ける可能性があるため、食洗機の使用も避けましょう。

手作りと市販の蜜蝋ラップ、どちらがいい?

手作りのメリット

  • 好きなサイズに作れる
  • 好きな布を選べる(私はボタニカル柄がお気に入り)
  • 材料を自分で選べる
  • 作ること自体を楽しめる
  • 不要な布をアップサイクルできる

自分で作るからこそ、「このサイズが欲しかった」という蜜蝋ラップを作れるのが魅力です。

市販品のメリット

  • 仕上がりが安定している
  • 食品用途を想定した商品を選べる
  • すぐに使える
  • サイズや用途から選べる

「まず使ってみたい」という人は市販品から始めて、気に入ったらDIYに挑戦するのもよいでしょう。

蜜蝋ラップについてよくある質問

蜜蝋ラップは何に使えるの?

野菜、果物、パン、チーズ、お菓子、サンドイッチなど、比較的低温で扱える食品の包装や、器のカバーなどに使えます。

蜜蝋ラップは洗える?

水またはぬるま湯と少量のやさしい洗剤などで手洗いし、自然乾燥させます。

蜜蝋ラップは電子レンジで使える?

NGです。蜜蝋が三郎になってしまいますw

生肉や生魚を包める?

直接包むのは絶対ダメ!

畳んで保管しても大丈夫?

問題ありませんが、折り目が気になる場合はクルクルと丸めて収納するか、平らな状態で保管すると綺麗に保てます。

蜜蝋ラップ作りで覚えておきたいポイント

  • 布は100%コットンがおすすめ
  • 食品用途に適したミツロウを選ぶ
  • クッキングシートで布を挟んで作る
  • アイロンは低めの温度から調整する
  • 換気しながら作業する
  • 熱い食品には使わない
  • 生肉・生魚などを直接包まない
  • 電子レンジ・オーブン・食洗機では使用しない
  • 洗うときは熱いお湯を使わない

蜜蝋ラップは「完璧なエコ」じゃなくていい

サステナブルな暮らしというと、「環境のために何か特別なことをしなければ」と思ってしまうことがあります。

でも、そんなに難しく考えなくてもいいのかもしれません。

いつも使い捨てていたラップを、今日は一回だけ減らしてみる。

捨てる予定だった布を、もう一度使ってみる。

そして、自分で作ってみる。

そんな小さな行動も、暮らしを少し変えるきっかけになります。

蜜蝋ラップは「完璧なエコ」じゃなくていい。

「ちょっと試してみたい」から始めるくらいが、ちょうどいいのかもしれません。

まとめ|天然ミツロウで、暮らしに小さな変化を

蜜蝋ラップは、コットンとミツロウを使って作る、繰り返し使える食品用ラップです。

作り方は意外とシンプルで、布にミツロウを広げ、クッキングシートで挟んでアイロンをかけるだけ。

自分で作れば、好きなサイズや柄を選ぶこともできます。

ただし、生肉や生魚、熱い食品には使用せず、電子レンジやオーブン、食洗機なども避けることが大切です。

何より大切なのは、「エコだから絶対に使わなければ」と頑張りすぎないこと。

暮らしの中でできることを、ひとつずつ。

そんな小さな選択を楽しみながら、天然ミツロウの蜜蝋ラップを作ってみてはいかがでしょうか。

捨てる前に、もうひと仕事。

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